プロジェクトメンバー | ニューヨーク州立大学環境科学森林学部、The Davey Tree Expert Company、アメリカ農務省フォレストサービス、京都大学農学研究科環境デザイン学研究室 |
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フィールド名 | 柏の葉の街全体(民地内、市道など28か所) |
目的 | メッシュに区切った柏の葉の町全体でi-Tree Cool Airモデルにより夏季の気温を時間ごとに算出し、柏の葉周辺の温度・湿度計測データを利用して精度検証を行うことで、モデルの精度向上を図り、猛暑対策等に役立てる。 |
実施期間 | 全体構想:2023.3~ 実証実験:2023.3~(継続中) |
プロジェクト概要 | i-Treeはアメリカ農務省フォレストサービス (US Forest Service)、The Davey Tree Expert Company, ニューヨーク州立大学環境科学森林学部(SUNY-ESF)等が研究・開発し、世界中に無償で配布している樹木による環境評価を行うソフトウェア群の総称である。その中の1つのモデルであるi-Tree Cool Airは気象局データ、標高、土地被覆、樹木被覆、舗装面被覆データに基づき解析対象地のメッシュ毎の気温、湿度を推定する分布型数理モデルであり、これまではアメリカ国内を対象地としていた。これを柏の葉キャンパスエリア全体に適用し、そこでの温度・湿度計測データとの検証を行うことでモデル精度の向上を図る。 |
成果(知見・データ) | 現状でのヒートマップの作成、植樹や樹木の維持・管理により樹木被覆率を向上させることで、どの程度の気温低減が見込めるか、等の猛暑対策への応用が可能となる。 |
課題 | 土地被覆や土壌についてのモデルパラメータの日本での解析対象地向けカスタマイズはさらなる検証が必要。 |
今後の展望 | 日本内外での学会での発表、論文の発表などを行い、後々はモデル自体や、解析結果の社会実装を行う。 |
ステージ |
2023.5.9
柏の葉i-Tree Cool Airプロジェクト
AI / IoT